よのすけblog

サラリーマンの投資の始め方、付き合い方を紹介します

証券口座をつくろう

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 今回は口座開設するまでのお話です。

 

まず、前回のネット証券がおすすめの理由です。営業がない分自身で選べる(電話営業なんてされたら迷惑登録です)。取引手数料が安い。そして取引銘柄の多さなどが挙げられます。その分、選択肢の中から自分で決めなくてはならないのですが、それが大事です。責任は自身にあるのだから納得も出来るというものです。

 

  • おすすめはSBI証券です。安定の銘柄数、ネット銀行連携、スマホアプリの充実など初心者にもやさしいです。
  • 楽天カードを持っている、楽天での買い物が多い方なら楽天証券でポイント運用もお得ですね。現金資産が減らないでポイントで買い物も出来ちゃいます。
  • カブドットコム証券やマネックス証券も手数料が安く、取引銘柄で次点です。

 

最後は商品ラインナップと手数料←大事!で決めましょう。そして同じ銘柄でも証券会社によって手数料はまちまちです。そしてこの手数料には消費税がかかります。他には提携サービスにも注目します。ネット銀行の振込サービス、即時入金サービス、WealthNaviやTHEOなどロボアドバイザーの選択肢があるかですね。

 

で、株取引で切っても切れないのが税金です。

 

私はとにかく証券口座つくるぜ!と特定口座で税金の失敗をしました←そもそも株取引の売却益には20.315%の税金が掛かってきます(所得税15・住民税5・復興特別所得税0.315)源泉ありなしに関わらずこれは一緒です。

 

源泉ありにしておくと確定申告しなくてよいだけです。口座を一つしか持つ気がなく、確定申告が面倒な方はこちらでよいですが、複数口座をもつならば源泉なしにして自分で確定申告しましょう。その時に使用する年間取引報告書は証券会社が準備してくれます。(一般口座はこの報告書を自分で作成しなくてはならないので選びません)

 

複数の証券口座を持っている方は一方が黒字、もう一方が赤字でも、確定申告で損益通算してトータルで赤字が出た分は節税できます。しかも赤字は三年繰越控除できます。ただし注意点としては上場株式の取引に限ること、後述するNISAは対象外であることです。

 

私は少額(年間20万以下)で積立投資を始めたので源泉なしの特定口座でスタートしました。株デビューしたぞーと喜びながら。そして外国式インデックスファンドで1年ほど運用し、そこそこの運用益がでたので嬉しくなっちゃって売却してしまったんですね。税金かかるの知らないで!えぇちょこっとの運用益なんて帳消しどころかマイナスですよ。これが最初の失敗です。不勉強にもほどがあります。


そこで少額投資非課税制度NISAの登場です。これはNISAで年間120万、積立NISAで年間40万までの取引が非課税になるもので、この枠内で取引する分にはメリットが大きいです。銘柄もNISA、積立NISAともある程度銘柄が絞られますが、だいたい買いたいと思うものはありますよ。

 

年間の取引がNISA枠を越える方でしたら通常の特定口座で取引すればよいのです。注意点として、NISA口座は複数もつことができませんので、どの証券会社かはもちろん、通常のNISAか積立NISAか否かも選択しなくてはなりません。

 

NISAは5年、積立NISAは20年と非課税期間が決まっていますが、それを過ぎると特定口座と同じように売却益に税金がかかってきます。

 

ここが悩みどころの一つですが、運用益が出ていてすぐに資金が必要でないならそのまま運用を続ければよいのです。それに全額いきなり移行されるのではなく、毎年ごと購入時から5年ないし20年たったものから移管していきます。NISAに関しては次の非課税期間5年へとロールオーバーもできます。

 

サラリーマンが家計をやりくりして取り組む積立投資信託にはつみたてNISAがおすすめの理由がこの非課税期間です。すぐに資金がが必要になった場合、NISAなら現金化するときに税金がかかりません。なんにおいても税金はついてまわります。それが非課税ですよ!やらないのは損です。この期間に投資について学べばよいのです。


次回は口座を開設したけれど、どんな商品を買ったらいいの?!です。