11月短信
テーパリング開始
市場の反応は穏やか、中銀の買い入れ額縮小によって半年ほどかけて完了する
その後の利上げが次の大きなイベントに
テーパリングの理由にもなったインフレが進んでいるが本当に一時的なのか
物価上昇は消費が冷え込むことにならないか賃金上昇が求められる
企業は原価上昇で収益悪化しないか決算をよくみよう
株式
11月には大きなIPOがあった米EVトラックメーカーRIVNの上場である
アマゾンの支援をうけたこの企業を次のテスラと受け止めている投資家が多いようで、決算発表まではこのまま上がりそう
為替
ドルが伸びている
円、ユーロ、ポンドでもブレイクアウトしたがドルインデックスはコロナ前よりまだ低い
政治
アメリカはでは経済対策の補正予算案が一部可決、バイデン政権では脱炭素への予算も組まれ電動化への加速が期待される
日本の岸田政権は衆院選で単独過半数を維持するも連立与党の公明党に振り回されてる印象、選挙公約は公明案が優先されたようにみえる経済対策を本気で考えて欲しい
積立て4-5月
4-5月長期投資
3月、国内ネット証券でsp500インデックス投信が30%ちかく利益でていたので一部売りました。
その利益でにて海外ETFを買って資金をローテートしました。
GLD TLT EFA
といった割安になっていたものです。
金、米国債、欧州株ですね。
4月は通説的にsp500が調子よく、その通りになったのでさらに追加で売っています。
3月から米10年債利回りの上昇も続いていましたが、4月中旬少し落ち着いてきたのでハイテク株や金の下落トレンドも一息つきました。
金利上昇で資金調達の苦しいハイテクと旨味がないとされる金は下がり続けていましたが、長期で見れば割安です。
金先物は日足で1685付近でダブルボトムした後4/21終値1793と完全に上げてますのでETFでも耐えた甲斐がありました。
その後5/26に1900突破、小反落。ドルの上昇と10年国債金利は常にみています。テーパリング懸念のニュースのたびに動くので、短期投資でも中々はいれないでいます。
規制緩和が先送りになると見越してか、金融セクターが上がっていますので、XLFを買い始めました。
ビットコイン現物も積立てしていますが、マスクのESG向け発言や中国の規制もあり暴落後、四万ドル前後で推移しています。マイニング時の電力消費という点に注目するならイーサリアムが有利らしく、こちらも買っています。
つみたてNISAで買っていたひふみプラスを停止、新興国emaxxissimを追加しました。理由はポートフォリオの多様化とひふみの信託報酬が高い事です。
つみたてNISA見直し
上半期、コロナ禍により投資も大きな影響を受けました。基本的に株価は下がり、投信の成績も大きく下がりました。
1月には好調だったファンドも軒並み下げ、含み損がでています。こんな時にだからこそ、持っている投信の動き方をよくみてポートフォリオを見直しましょう。
いままで見たことないチャートの動きですが、FXなどロスカットがある取引をされている方は生きた心地がしなかったはず。
年初につみたてNISAを設定する時にSBIが米国株のS&P500バンガードを受付開始したので、おなじVTI投信ならば楽天インデックスよりも手数料が0.162→0.098と少し下がるので切り替えていました。
コロナ相場で皆下げましたが、5月に入り国内アクティブのひふみプラスがプラスになり嬉しい展開です。ひふみは信託報酬手数料が1.078とロボアド並に高いですが、こういった局面で強さをみせましたので継続してみようと思います。
楽天インデックスに関しては損切りとして停止・売却しています。
年初に決めていたように買い増しを行います。ボーナス月設定を6月12月にして5万✖️2回で10万としました。これでNISA枠40万を使い切ることになります。
皆さんも含み損が大きくて不安になっても、つみたて投信では継続して買う事が強みですので、ファンドのバランスを見直しながらも根気強く資産形成していきましょう!
つみたてNISA 運用報告
2019年1月より始めたつみたてNISAも一年が経過しました。
40マンの枠を全て使っていないなど、初年度の反省点はあるのですが、結果は上々です。
最初の半年はニッセイとひみふに5000ずつ毎月一万積立していたのですが、アメリカ株を保有していたくなり、下半期は楽天新規5000、ニッセイ追加5000して毎月2万の積立としました。
ボーナス月の設定を行えば残りの枠を使うことも出来るのですが、ない袖は振れません。投資は余裕資金で行うものですし!
15万(データは1月の運用が抜けていました)の投資に対して163088円の評価額となり、平均8.7%の利率となっています。
長期投資なのでその場その場の成績に一喜一憂してはいけないのですが、選んだ銘柄がちゃんと利益を出していると安心しますね。
1年とおして振り返ってみると、目減りする月もあったりでハラハラしたものですが、現在の組み合わせで運用を続けていきたいと思います。
来年はボーナス月を設定して余裕のある月に買い増ししていくつもりです。
ポイント活用
ポイントは現金ではないものの生活に浸透しているものです。かしこく使ってお得にくらしましょう!
楽天スーパーポイントは馴染みのある方が多いポイントですね。楽天市場の利用でたまるアレです。結構溜まっている人もいるかと思いますが、ただ買い物に使えるだけではなく、楽天証券ではポイント運用に回せるのです。普段の買い物に楽天市場を使っている方は検討してみてください。
しかも楽天銀行と楽天証券を連携するマネーブリッジで普通預金金利0.1%になります。なんと大手銀行の100倍の金利です。ネット銀行の中でもここまでの金利は他にありません。
さらに楽天カードでNISA購入するとポイント1%還元です。手厚いサービスに楽天の強みを感じます。
- viewcard
ポイントといえば定番のビューカードです。ビューカードでスイカにチャージすると1%還元されます。
いまでも人気のあるビックカメラSuicaカードはビックポイントがクレジット払いでも10%です。さらにスイカでの支払いで最大11.5%付与されます。
ダントツの還元率ですがviewなのに唯一定期券をICに追加できないのが弱み。同じviewでもJREcardやビュー・スイカ、LUMINEcardは定期券が書き込めます。通勤経路がJRの方は考えましょう。
こちらも定番のLUMINEcardはルミネでの買い物が通常5%off、年4回の10%off日があります。生活圏にルミネがあるなら検討しましょう。この10%off日のルミネは激混みです。それだけ支持を得ているということですね。
ICカード決済の普及率ではダントツのスイカはスマホでも利用できるようになり、財布を持たなくてもバス・電車・タクシー・コンビニとほぼ生活できてしまうほど便利になりました。以前より価値が上がって再評価されてるとおもいます。
- 小田急レディースクラブ
小田急百貨店の積立定期の10%付与商品券です。
その名のとおり女性しかはいれません。がしかし、つみたて運用としてみると脅威のポイント10%です。
一口5000~30000円までのコースで一年12回コースと半年6回コースがあります。満期にならないと使えないのですが、定期預金よりも圧倒的によく、投信よりも短期でしかも安定して配当が出ます。これすごいですよ。私女性だったら絶対やります。妻には始めてもらいました!
ナナコも1%還元ですね。普段の買い物はコンビニしかもセブン!という方はありでしょう。ただ通常は公共料金の支払いではポイントが付与されません。例外として、セブンカード・プラスにすればチャージ時にも利用時にもポイントがつきます。
他の穴目は年会費のかかる有料サービスの家族会員ですね。クレジットカードの空港ラウンジ利用などがイメージしやすいと思います。有料会員てなにもクレカだけではありません。
アマプラの家族会員サービスがお得です。世帯に一人プライム会員がいればよく、家族のアカウントを紐付けするだけです。お急ぎ便も指定日配達もプライムセールも適用されます。支払い情報などは各々のアカウントのものですので、家族で財布が分かれていてもへいき!一世帯で二重にプライム料金払っていないか注意です。
プライムビデオのみ対象外ですがそこはアカウント共有でみられます。買い物するときに切り替えを忘れずに。
大手のTポイントを扱いませんでしたが、こちらは個人情報の扱いに疑問がいまだ残るのでおすすめしません。きになる方は調べてください。
次回は、保険料について触れたいとおもいます。
マネーフォワード活用
マネーフォワード(家計簿)活用についてです。
紐付けが上手くいきますと、自動家計簿により月々の支出内訳が記録されていきます。
毎月の支出には家賃や水道光熱費、通信費、保険料など固定費部分が必ずあります。予期せぬ出費は回避できないことがありますが、この固定費は見直すと毎月確実に節約効果を得られるので、改善に取り組みましょう。
- 住宅に関する部分では、ガス・電気の契約を一本化することで料金が安くなる場合があります。契約プランを検討し直す価値はあります。
- 医療・生命保険については過剰な保障になっていないか、点検してみましょう。貯蓄性の高い保険は保険料も高額傾向になり、保障内容によって手数料が高くなっていることがあります。最低限の保険と手数料を抑えた資産運用で将来に備えることをおすすめします。
- 通信費はこの中で最も下げられる可能性がある項目です。家族構成にもよりますが、格安SIMによって大幅な節約が期待できます。大手キャリア+固定ネット回線とのサービス連携とどちらが安いか検討しましょう。
変動部分については予算を決め、その中に収める努力をしていきます。生活費・食費などにネットショッピングを多く利用されている場合、アマゾンや楽天のアカウントも品目明細やポイント残高がわかる様になるので積極的に連携しましょう。
スイカやナナコも登録でき、特にオートチャージを利用している方はいくら使ったか把握できずに、引き落とし時にびっくりする事態などが防止できます。
収支の点検を毎月繰り返すうちに、無駄が見えてくると思います。次回はポイントを上手く使おう!です。
家計の収支
資産運用するには月々の収支が健全であり、資産運用に回す余裕資金があることが前提になります。
そこで家計簿をつけるのですが、マネーフォワードを利用します。基本無料のオンライン家計簿・資産管理ツールで個人向けにはマネーフォワードMEが提供されています。
スマホからマネーフォワードのアプリをインストールしたら、各種紐付けを行いましょう。サービスにはパソコンからもログインでき、詳細に分析するにはこちらをおすすめします。
登録が完了したら銀行口座からクレジットカード、電子マネーなど生活に関わるお金の情報を集約していきます。
証券口座も登録して、運用状況を確認できるようになります。複数の口座に分散した資産を一目で総額として把握でき、これだけでもやる価値があります。
口座引き落としや、カードの利用ならば、名目分類を自動で行なってくれるので家計簿をつけるのを挫折した方でも続けられると思います。
現金での買い物のみ、手動入力になるのですが、この手間で財布の現金に対する意識が芽生え、使いすぎ防止になるのでよい影響だと思います。
毎月お金が足りないなどの状態にある場合、まずは収支の健全性を現状把握する必要があり、自動家計簿アプリを利用する価値は充分あります。
気になる点は個人情報が集約されることで、パスワードの流出などが懸念されます。各サービスのパスワードは必ず違うものを使用し、定期的に変更するなどの対策を取ってください。いまのところマネーフォワードに起因する問題はおきていません。
有料版にすると、口座の更新頻度、過去12ヶ月の家計推移、項目ごとの収入支出変化が自動で分析されます。個人的には無料版の機能で十分です。
次回は家計簿アプリの活用をまとめたいと思います。